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「ゆとり」とは何か

2011.02.12

そもそも、子供にとっての「ゆとり」とは何かということを、もう一度よく考えてみたほうがいいと私は思っている。小学生のころに「ゆとり」を持った学校生活を送るというのも一つの方法論ではあるかもしれない。しかし、その結果、基礎学力やがんばる力すら身につかず、将来の選択肢を狭めるようなことがあったとしたら、それは子供にとって本当の「ゆとり」とは言えないはずだ。成人に近づいたとき、あるいは社会に出てから、「自分はこれをやりたい」と熱望するものがあっても、それをするだけの基礎能力が身についていないとしたら、その子供は幸せと言えるだろうか。子供のうちに「ゆとり」を持たせるよりも、大学選択や職業選択という人生の大きな岐路に立ったときに「ゆとり」を持たせてあげたほうが、親としてはるかに子供に貢献できるのではないだろうか。