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『延喜式』神名帳

2011.04.26

剣豪として名高く、父の仇として広瀬軍蔵、鳴尾権三、大川左左衛門の三名を追って、丹後の宮津へ入り、寛永九年(一六三二)、天橋立の濃松で三名を討ち、本望を果たしたと伝えられます。当地には、岩見重太郎仇討ちの場が伝えられ、その際に試し切りをしたという石が残されており、箭神社の狛犬(国指定重要文化財)の前足の傷は、重太郎の剛力で切ったという伝説があります。なお、豊臣家の家臣で剣豪の薄田隼人と同一人とされますが、隼人は元和元年(一六一五)大坂夏の陣で戦死したといわれています。龍のうろこ(与謝野町香河)慈雲寺。香河の慈雲寺には、龍のうろこにまつわる伝説があります。昔、この地に下りた龍が事情があって天に昇れず、寺僧の助力で天に昇りました。そのお礼に龍は前足を噛み切って置いていったといいます。そのうろこが今日、寺に伝わる龍のうろこです。男山にある板列八幡神社は、社殿は神明造りの檜皮葺きで、天保五年の再建とされます。平安時代に作られたという木造女神坐像は、国指定重要文化財です。弓木の木積神社は、祭神に五十猛神と大物主神を祀っています。境内は東から西に向かって雛壇状に高くなり、最後部に拝殿と本殿覆屋が建ち並びます。現在の本殿は、『奉山王宮社再建寄進帳』より天明六年の再建と伝わります。板列八幡神社昭和二年、丹後大震災によって大きな被害を受けましたが、旧材を多用して復興され、現在に至ります。本殿は府登録文化財。四辻八幡神社(四辻)には応神天皇が祀られています。神仏習合説により八幡菩薩といわれ、江戸時代には八幡山宝泉寺が別当職でした。境内には国指定重要文化財の石灯寵(永和四年・一三七八)が一基あります。高さ二・四八メートル、八角形で円筒竿笠を盛り上げ、宝珠と請花を作り、上下に高く伸びる形に仕立てられています。三河内集落の北西に位置する倭文神社は、『延喜式』神名帳に見える倭文神社に比定されています。祭神は倭文大神、別名天羽槌雄神で、織物の祖神と伝えられています。文政四年の建立の本殿は、府登録文化財。

[参考サイト]
坂本屋瑠璃亭ホームページ