ディスコサーカス公式ブログ

一つのメソッドやアプローチに縛られてはいけない

2011.08.12

児童英語の現場には今、数多くの「メソッド」とか「テクニック」と呼ばれるものがありますが、本来、指導にあたっては、言語(外国語)はどのように習得されるのかを踏まえ、どのような指導方法がよいのかという、指導に関するアプローチがまずは決定されることになります。そして、そのアプローチに応じたシラバルや指導案・指導法(メソッド)が開発され、教室ではアプローチやメソッドに適しかテクニックが使われることになります。言語学や心理学の発達とその成果に基づいて、このアプローチは時代とともに多様化してきました。言語処理に関わる脳の回路も、発達段階に応じて変化することがわかってきています。実際には特定のアプローチに縛られてしまうと、指導に限界が出てくることがありますから、一つの指導方法だけに執着せずにいくつかの方法を組み込んでいくことが適当であると考えられます。ある特定のアプローチやメソッドの基本や原則があったとしても、子どもの発達に応じて、また目の前の子どもに合わせて、思い切って別のアプローチを用いることが必要なときもあるのです。従って指導者には、多様なアプローチ、そのバックグラウンドとなる言語学的・言語教育学的知識を持っていることが求められます。